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マルチテナント機能

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この文書は、Gfarm の マルチテナント機能を説明します。

マルチテナント機能とは、単一の Gfarm ファイルシステムを 仮想的に複数のテナントに分割してユーザーに提供する機能です。

マルチテナント機能を用いる場合、 テナント tenantA に属するユーザー user1 は、 Gfarm の認証処理の段階では user1+tenantA のように + の後に テナント名を付加したユーザー名として扱います。 認証完了後、このユーザーによるファイルシステムアクセスでは あたかも /.tenants/tenantA/ がルートディレクトリであるかのように 扱われます。

またテナント内のユーザーから見ると、自身のユーザー名は あたかも user1 のように見えます。

同様に、テナントA に属するグループ group1 は内部的には group1+tenantA というグループ名を持ちます。

例:

$ gfwhomai
user1
$ gfls -ld /tmp
drwxrwxrwt 2 user1     group1            0 Mar 22 20:41 /tmp

テナントの作成

テナント tenantA を作成し、tenantA 内の管理権限を持つ user1 を 登録するには、デフォルト・テナント(後述) の gfarmadm 権限を持つ ユーザーで以下を行ないます。
$ gfuser -c user1+tenantA 'user1 in tenantA' /home/user1 ""
$ gfgroup -c gfarmadm+tenantA user1+tenantA
$ gfgroup -c gfarmroot+tenantA
$ gfsudo gfmkdir -p /.tenants/tenantA
$ gfsudo gfchmod 000 /.tenants
$ gfsudo gfchmod 755 /.tenants
$ gfsudo gfchown user1+tenantA:gfarmadm+tenantA /.tenants/tenantA

デフォルト・テナント

最初から存在し「+テナント名」を付加しないユーザ名でアクセスする テナントのことをデフォルト・テナントと呼びます。

デフォルト・テナントで gfarmadm グループ権限を持つユーザは、 全テナントのユーザー、グループにアクセスできる権限権限を持ちます。 またデフォルト・テナントで gfarmroot グループ権限を持つユーザは、 全テナントのファイルシステムにアクセスできる権限を持ちます。


Gfarm File System <gfarmfs at gmail.com>